【フェスティバル情報４】第２部オリジナル作品『めぐる輝きの日々』のご紹介です。

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ラティドス　イベント予告

2019.09.12

【フェスティバル情報４】第２部オリジナル作品『めぐる輝きの日々』のご紹介です。

今回のオリジナル作品の『めぐる輝きの日々』についてご紹介いたします。

まず始めに、オリジナル作品制作にあたって、主宰である洋子先生の想いをご紹介いたします。(#^.^#)

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１０周年に創作する作品を考え始めた時、第1回発表会で上演した作品「人魚姫」のことを思い出しました。
フラメンコの公演であれば観に行くのはほとんどがフラメンコ愛好者ということになりますが、ラティドスの発表会にいらして下さるのは生徒の皆さんのご家族やご友人がほとんどです。
皆さんの踊る姿を応援しに来るのであって、もしかしたら実はフラメンコには全く興味がないという方もいらっしゃるはず。
そんな方々にも楽しんでもらいたいという願いを込めて、良く知っている物語を基にした作品を創りました。

オリジナル作品～人魚姫より～

そして今回はまた初心に戻って、今度は音楽からのアプローチでフラメンコを知らない方にも楽しんで頂ける作品を創ろうと考えました。
例えば友人に誘われて行ったコンサート（クラシックでもポップスでも）で、自分が知っている曲が掛かると楽しくなる経験ってありませんか？
そんな経験を今度の発表会でお客様にして頂けたらと考えました。
この作品は、最初は森川音楽監督との打ち合わせから始まりました。
誰もが知っている曲をフラメンコにアレンジして欲しい。
クラシック音楽、映画音楽、日本の曲、、、それをフラメンコの何の曲種にアレンジするか。
アレグリアス、タンゴ、シギリージャ。
そんな色々を森川さんが素晴らしい曲に盛り込んでくれました。
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そしてこの『めぐる輝きの日々』の音楽担当をしてくださっているのが、ミュージシャンの森川拓哉さんです。
さらにヴァイオリン、ピアノを担当していただいております。

前列中央が森川さんです。(#^.^#)

森川さんより、今回の作品に関してコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。

1.シギリージャ→さくらさくら
2.グアヒーラ　→エリック・サティ
3.ガロティン　→ビートルズ
4.リベルタンゴ→アストル・ピアソラ
5.アレグリアス→バッハ
6.ソレア　　　→ショパン
7.ボレロ　　　→ラヴェル

1.シギリージャ（さくらさくら）
もともとはテンポがなく歌われていたフラメンコの歌と日本の古典音楽にはとても通じる所が多い。さくらさくらの調子が西洋音楽のように落ち着かない所もどこかフラメンコ的である。独特のリズムを持つシギリージャとさくらさくらを合わせることでフラメンコと邦楽から新しく美しい音楽が生まれると直感的に感じて生まれた編曲。曲中に越天楽や春の海、そして日本を代表する怪獣映画のテーマのモチーフもどこかで現れる。

2.グアヒーラ（エリック・サティ）
グアヒーラは南米からスペインに逆輸入される形でフラメンコのレパートリーとして成立した曲。南米から逆輸入された舞曲はハバネラやシャコンヌの様にクラシックでも多い。明るく可愛い三拍子の曲調はフランス音楽にも通じるところがとてもあり、今回はそれを活かしてエリック・サティの名曲やフランスの映画音楽、ミュゼットを取り込んだアレンジになっている。

3.ガロティン（ビートルズ）
明るい曲調に帽子を使って踊る事が特徴的なガロティンと言わずと知れたビートルズの名曲達を組み合わせた。様々なワールドミュージックを取り込んで先鋭的なアレンジをしていたビートルズの楽曲とガロティンの持つリズミカルで陽気な曲調の相性がとても良く楽しくなる一曲。

4.リベルタンゴ（アストルピアソラ）
タンゴの革命児ピアソラの代表曲リベルタンゴを舞踊のためにアレンジしたもの。フラメンコの男性舞踊手が得意とするファルーカの曲調に近く、アディオスノニーノやブエノスアイレスの冬などのモチーフを散りばめつつ、中盤はフラメンコ的な変奏パートがつづく。とてもドラマチックで革新的な曲。

5.アレグリアス（バッハ）
生涯に1000曲以上を作曲したバッハの名曲達と海の街カディスで有名なフラメンコの代表曲アレグリアスを組み合わせた曲。バッハは音楽の父といわれ現代に至る音楽に多大な影響を残してきた。そのため様々なジャンルでアレンジされてきているが自分の音楽がフラメンコと組み合わされるとは想像もできなかった事だろう。

6.ソレア（ショパン）
ソレアとショパン。共通するのは哀しみ、孤独から生まれた音楽。
フラメンコの母と言われるソレアの中には古典フラメンコの時代に影響を受けたクラシックのロマン派的な音使いや音楽的影響を見受けることができる。二つの音楽が結びつき孤独と哀しみの中にある生への力が美しくほとばしる。

7.ボレロ（ラヴェル）
スペインの民俗音楽を意識していたラベルのどこか土着的で狂気のある名曲ボレロは何かフラメンコに通じるものを感じさせる。
ラベルのボレロからフラメンコの土着的なボレロへ。より土着的なフラメンコのボレロに生命感と躍動感がみなぎる。

素晴らしい音楽と、素晴らしいフラメンコの融合です。
お見逃しなく～～。(#^.^#)

～ラティドスフェスティバル～
10/14（月祝）17:45開演
神奈川県立青少年センター＠桜木町
チケットのお問合せはこちらまで。(#^.^#)
TEL　090-1555-5049
mail info@latidos.jp

ラティドス事務局
アンドレア

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一緒に楽しくレッスンしましょう～。

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