【フェスティバル情報５】『フランシー』と呼ばせていただいてますが、実はすごい人なんです！

francis-nunez

フランシス・ヌーニェスより

2019.09.16

【フェスティバル情報５】『フランシー』と呼ばせていただいてますが、実はすごい人なんです！

『ラティドスフラメンコス』の写真によく登場しているスペイン人の男性！！
フラメンコをやっている人って言うのは分かるんですが。。。
いったい誰なんだろう？？？
どんな人なんだろう？？？
と思っている方もいらっしゃると思います。

今回はそんな謎めいた（めいてない？）振付師でもある『フランシー』のご紹介をさせていただきます。

舞踊家であり、振付師でもあり、素晴らしい才能をお持ちのフランシス・ヌーニェスさん

スペイン・バルセロナ出身。
6歳より舞踊を始め、王立舞踊学校を優秀な成績で修了。
フラメンコは元より、クラシックバレエ、エスクエラポレーラ、スペイン舞踊、コンテンポラリー等、多くの師に学ぶ。
ファン・カルロス王大学にて舞台芸術修士号を取得。
■2000年～2004年ホセ・アントニオ監督の下、アンダルシア舞踊団に在籍。
■2006年カルロス・サウラ監督の映画「イベリア」では、「アルメリア」でソリストを、エンディングの「セビリア」ではアイーダ・ゴメスと踊る。
■2006年9月～2008年12月スペイン国立バレエソリストとして活躍、日本公演にも参加。

現在は自身の舞踊団「Matices Compania de Danza」を率いて後進の育成、公演活動に従事する傍ら、他舞踊団にて客演・振付・演出を多数こなされてます。

きゃーーーーー、そんなにすごい人なのぉぉぉぉぉ？！！！！
というのが分かっていただけたかと思います。(笑)

今回の『ラティドスフェスティバル2019』ももちろん振付をしていただきました。

オリジナル作品の『めぐる輝きの日々』の誕生秘話を洋子先生よりお聞きしました。

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フラメンコを知らない人にも楽しんでもらえる作品を創りたいと思い、フランシーに
「有名な曲をフラメンコにアレンジしたのでこれに振付けをして欲しい。」と相談した所、
「作品を創るには何かテーマが無いとイメージが湧かない。音楽を並べただけでは作品として成り立たない」という話をされました。
「なるほど！」それではどういったテーマの作品にしようかと、二人で色々な話をしをしました。
そして『さくらさくら』は日本の伝統的な音楽でもあるし、それを起源として、例えば一人の女性の一生を描いてみるのはどうだろう、という方向に決まりました。
またここで言う有名な曲とは、一般的な社会であり、時計で例えるなら文字盤を象徴するもの、フラメンコとは個人的なものであり、時計で例えるならフラメンコでコンパスを刻むようにその針を象徴するものとして表現するというテーマも決まりました。
後付けではありましたがそうとは思えないような、音楽ともしっかり結び付いたテーマが決まり振付けが始まりました。

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本場スペインのフランシーの素晴らしい踊りも『ラティドスフェスティバル』でご覧いただけます。
２年に１度のフェスティバルに、是非いらしてください！！
お待ちしております。